いちばんよくわかる超図解土と肥料入門【読書感想】

こんにちは。

ケミクライムです。

図書館に行って来ました。

2週間借りられるので、だいたいそのペースで本を借りたりしています。

最近の図書館はずいぶん変わってます。

借りる時はすべて機械。

本を置いたら、全部勝手にスキャンして図書カードを読み込んだら終わり。

返す時は返却ボックスに入れるだけ。

人間はいらないです。

困った時に質問するぐらい。

図書館進化してました。

それでは今回紹介する本です。

いちばんよくわかる超図解土と肥料入門

この本を読むきっかけ

きっかけとしては、私は水耕栽培を行っています。

水耕栽培で欠かせないのは液体肥料です。

実はこの液体肥料を作るのは相当難しいです。

水耕栽培の液体肥料について書かれている本は殆どありません。

過去に読んだ本の中に液体肥料のバランスが書いてありましたが、値段が1万円超えするような本に載ってました。

そこで水耕栽培の液体肥料を作るうえでヒントになるような本を探していました。

その時見つけたのがこの本です。

超図解 いちばんよくわかる土と肥料入門 [ 加藤哲郎 ]

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いちばんよくわかる 超図解 土と肥料入門

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土と肥料入門なので土用です。

しかしながら植物が必要とする栄養素については同じです。

ここにヒントがあるのではと思いこの本を読むことになりました。

作者の紹介

作者(監修)は加藤哲郎という人です。

この人の名前は「てつろう」ではなく「てつお」です。

東京農工大学農学部農学科卒業後、東京都農林総合研究センターに勤務し、金沢学院短期大学教授、明治大学、法政大学、成城大学などで講師をしています。

本も色々出しているので農業のエキスパートという事になります。

本の構成

この本は130ページほどで構成されており、カラフルで写真が多くて読みやすいです。

1ページ毎に主題があってしっかりまとまっています。

なのでどのページを開いても、そのページからすぐに読み出せます。

作者(監修)が大学で講師をしているので、読者が読みやすく分かりやすい構成になっています。

さすが先生です。

心に残ったこと

この本の中で心に残った所は肥料の成分が写真入りで詳しく載っているところです。

この成分比は特に重要で水耕栽培をする上でどの肥料を使えばよいかとても参考になります。

このような肥料の紹介が15ページにわたって詳しく書かれているのでありがたいです。

私は水耕栽培をメインでやっているのでこのような角度からこの本を読んでますが、土で栽培する人にも参考になります。

畑はその土地によって成分がだいぶ違います。

さらにどのような肥料を蒔いたのか、どの様な作物を育てたのかによっても毎年変化します。

この本の中にはどのような土作りをすればよいか。

さらにはPHやECを使って調べる方法も書かれています。

プランタ栽培をする人もオススメです。プランタで栽培する人用に加藤先生オリジナルの肥料の割合も書いてあります。

まとめ

この本に書かれている事は基本中の基本なのだと思います。

しかしながら大切なことが誰にでも分かりやすく書かれています。

水耕栽培で液体肥料を作ろうとしている人は興味を持って読むことが出来ます。

農業をする人で特に初心者の方にオススメですが、何年も農業に関わっている人も復習の意味で読んでみると新しい発見があるかも知れません。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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