水耕栽培液体肥料の自作実験1

水耕栽培の液体肥料を自作してみる

水耕栽培をするのに固定費としてかかるのが液体肥料になります。私はハイポニカを使用しています。理由としては水耕栽培をされている方のブログを確認すると非常に評判が良いという理由で使い始めました。

自作しようと思ったきっかけ

私はゴーヤとオクラを水耕栽培で育てています。だいたい1日でゴーヤで4L、オクラで4Lの液体肥料を消費します。正直結構液体肥料を使っているな〜と感じたので、そこで1日あたりどれくらいお金がかかっているのか調べることにしました。するとハイポニカで1L当たり約2円/L、安いと言われる大塚ハウスの液体肥料で約1.3円/L掛かっていることが分かりました。(※購入金額で微妙に変化しますがほぼぼぼこのぐらいの価格です。)私が1日8L使用すると16円/日。一月で480円/月となります。私としては将来的にはすべて自給自足したいと思っているので液体肥料も作れるなら作りたいと思うようになりました。そこで色んなサイトを見ているとこんなサイトが見つかりました。


液体肥料を作るきっかけはこのような理由でした。それでは実験スタートです。

実験する材料

味噌

米の研ぎ汁

油かす

実験環境

液体肥料を作る場合基本的には発酵をさせる必要があるそうです。発酵させるには1ヶ月〜3ヶ月かかります。しかしせっかちな私は発酵まで待てないのでとりあえず発酵させずにやることにしました。目標としてはPH6±0.5、EC1000を目標としています。部屋の温度は夏場で25℃〜33℃の環境です。通常液体肥料は数百分の一に割って使用します。なので今回は100/1〜100/2に割って実験しました。

実験結果

PHの確認

※水100ccに対して1cc〜2ccの液体肥料を入れています。実験期間8/11〜8/21

味噌、米の研ぎ汁、油かすすべてでPHが7を超えており、残念な結果となりました。

ECの確認

※水100ccに対して1cc〜2ccの液体肥料を入れています。実験期間8/11〜8/21

米の研ぎ汁、油かすは100以下となり、濃度を上げても1000まで上げるのは難しいように思えます。味噌は326となり液体肥料1ccを3cc〜4ccにすれば1000近くまで上げる事が出来そうです。
追記:味噌の実験を行いましたので結果が気になる方はこちらからどうぞ。

まとめ

PHに関してはすべてアルカリ性となった為、酸性のものを加えることでPHを調整する方法を今後試したいと思います。ECについては味噌が使えそうなので味噌を増量して実験する予定です。この方法以外にも米ぬかやとぎ汁+牛乳という方法もあるので実験していきたいと思います。ここまで読んで頂きありがとうございました。

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