水耕栽培の液体肥料を自作してみる
前回の実験を確認したい方はこちらからどうぞ。
味噌が使えそうだと感じたので今回は味噌に小松菜を植えて成長するのか確認します。
液体肥料味噌ver1〜1.2 期間:8/8〜8/21
下記に私が投稿したツイッターを記載します。
1.味噌ver1は水100ccに対して味噌6cc入れて作りました。
水耕栽培の液体肥料である味噌ver.1が完成しました。味噌10gに対して水100ccを入れてかき混ぜます。それからキッチンペーパーこして完成。使う時は水100ccに対して6cc入れるとちょうど良さそうです。ECは1168ppm。PH6.2です。栄養素は測定器具がないので分かりませんがこれで実験予定。 pic.twitter.com/iHgcrncvzS
— ケミクライム (@chemiclimb) 2018年8月8日
2.しかし次の日に問題が起こりました。PH5.39と酸化が進みました。重曹を使ってPH5.39→6.2にしました。味噌ver1.1へ変更しました。
水耕栽培液体肥料の味噌ver.1小松菜編で問題が発生しました。PH確認した所5.39になっていました。ECは1824μs/cmで特に問題なし。卵の殻を砕いて沸騰させてアルカリを作り与えましたが効果が薄かったので、重曹を水で溶かしあたえた所PH6.2まで回復。ECは1666μs/cmです。味噌配合見直しの必要ありです。 pic.twitter.com/dEdOOfmOEP
— ケミクライム (@chemiclimb) 2018年8月9日
3.徐々にPHが上昇した為、液体肥料を作り直しました。味噌ver1.2へ変更しました。
水耕栽培液体肥料味噌ver1.1→1.2へ変更。変更内容:前日PH6.92→7.44へ上昇した為一度作り直しました。100ccに対して液体味噌4cc、重曹は入れず。昨日別容器で水100ccに液体味噌1cc加えたものはPH6.43→6.88とこちらも上昇した為。時間が経つにつれてPHが上がる傾向あり。昨日とは逆の結果で混乱中。 pic.twitter.com/r9dDaERdG8
— ケミクライム (@chemiclimb) 2018年8月11日
4.13日後です。PHが上昇し7.47となっています。このまま様子見する予定です。
水耕栽培液体肥料味噌ver1.2本日はPH7.47と4日前と比べると0.2ほど上昇しました。味噌を溶かしただけでは徐々にPHがアルカリ方向へ向かいます。これでは安定性が無いので、とりあえずPHが完全に止まるのに何日必要なのか確認する予定。止まったら少し酸のあるものを加えてみたいと思います。 pic.twitter.com/LKY4R3LnTw
— ケミクライム (@chemiclimb) 2018年8月20日
5.左側がハイポニカで育てた小松菜で右側が味噌で育てた小松菜です。
まとめ
PHは最初一気に酸性が進み、急遽重曹を入れましたが、今度は逆にアルカリ性となり現在に至る状況です。小松菜の成長具合ですがハイポニカと比べるとだいぶ大きさが違います。それでも枯れることなく少しずつ味噌verも成長しているのでこのまま見守っていきたいと思います。ここまで読んで頂きありがとうございました。