水耕栽培のLED育苗室の作り方

水耕栽培用のLED育苗室を作ってみる

育苗室を作る動機

育苗室って持ってますか?安上がりだから種から育てようと思って、種を撒いてみたけど上手く育たない。なんか茎がヒョロヒョロになって頼りない。こんな事はよくあります。私もそうです。じゃあ育苗室を買おうと思ってもお金がかかる。なんとか安く出来ないか。そこで自作で育苗室を作る事にしました。そんでもってついでにLED室にしてしまおうと思います。LEDを使えば日当たりは関係なくなります。そんな人向けの記事になります。

失敗したLED室

失敗なんて見たくないと思う人もいるかも知れませんが、失敗には沢山の学びがあります。その学びを吸収すれば次はさらに成功する可能性が高まります。私がなぜ失敗したのか知る事で、皆さんが同じ間違いを繰り返さない為にも読んでほしいです。

LEDは熱が少ないので、光源から野菜までの距離は1cm以上空ければいい

私が読んだ本の中にこのような一文があります。素直に読むと、LEDは近いほうが効果が高く、距離は1cmほど離せばいいんだなっと思うわけです。

必要な道具

このLEDを買いました。後は家にあるダンボールとハサミを準備します。

ダンボールにハサミで切り込みを入れ、フタ用のダンボールにLEDを貼り付けています。

LEDのフタと土台のダンボールを分けたのはLEDのフタを取り外しやすくするためです。下のダンボールが傷んでもそのダンボールだけ変えれば繰り返し使えるからです。
この状態でLEDを付けてみます。

少し光が漏れてますが、一応即席のLED室が完成しました。これで本来なら終わりだったんですが、ちょっと気になる事がありました。フタのLEDを触ると結構な熱さなんです。そこで温度を調べてみました。

41.8℃(´゚д゚`)?これは高すぎる。原因はこのLEDと野菜との推奨距離。説明書に30cm〜70cm離して下さい。と書いてありました。LEDって発熱が少ないからと思い込んでると大変な事になります。LEDによっては発熱がほとんどないタイプのものもあるので、そのようなものを選んだほうが良いかもしれません。しかし発熱があるタイプも冬場は強いです。なので冬用に使うのはいいと思います。今回のことを踏まえて育苗室を作り直します。

LED育苗室の作り方

今回使用するLEDはこちら。発熱が少ないタイプです。このタイプはソケットも必要なのでそれも購入。

ちょっと大きめ(1辺が最低でも30cm以上)のダンボールを準備します。そして内側に銀紙を貼ります。

そしてダンボールに穴を開けます。天井部分となる場所に開けてください。ソケットの径より一回り小さく開けます(ソケットの落下防止の為)。

ダンボールの内側からLEDライト入れ、ソケットと結合します。

完成しました。LEDライト付けてみます。

アルミを貼った理由は照度をアップさせる効果があります。アルミを貼る前は426LUXです。

アルミを貼ってみると809LUXとほぼ2倍になります。

非常に簡単にLED育苗室は作れますので、ぜひ作ってみて下さい。照度が足りない場合はLEDのライトの数を増やしたり、強力なLEDライトを付ける事も出来ますので、挑戦してみて下さい。ここまで読んで頂きありがとうございました。

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