水耕栽培の照度アップに使える反射板の作り方

照度を上げるには反射板がオススメ

野菜を育てるのに日当たりが悪いと上手く野菜が育ちません。

畑があればいいですが、日当たりの良い場所を持てないアパート・マンション暮らしの人は野菜を育てることを諦めるしかないのでしょうか?

そんなことはありません。

ある方法を使えばいいんです。そ

の方法とはズバリ反射板を使うことです。

反射板を使って私は照度を6倍にしました。

その実験結果がこちらになります。

今回作る反射板がこちらになります。

反射板を作るのに必要な道具

道具はたったこれだけ。

すべて100均のダイソーで揃えることが出来ます。

メッシュパネル(200円で買えるサイズ)、アルミホイル、梱包用透明テープ。

メッシュパネルはベランダに設置できるサイズで決めて下さい。

テープは透明であれば何でも良いですが、梱包用透明テープはボリュームがあって手で切れる為、私は重宝しています。

反射板の作り方

  1. アルミホイルをメッシュパネルにグルっと巻き付けます。
    (ここでのポイントはアルミホイルは少しシワと作ってあげたほうがよいという事です。理由は乱反射させる事で光のムラを無くすことが出来ます。詳しくはこちらを確認して下さい。)
  2. 梱包用透明テープで固定します。
  3. 完成しました。

誰でも作れます。

簡単ですね。

なぜこのような材料を選んだのか説明します。

メッシュパネルは固定する時にすごく便利です。

メッシュ部分が引っかかりを作り簡単に固定する事が出来ます。

他にも丈夫で軽量、雨にも強いという特性を持っています。

次にアルミホイルですが、これは光の反射率が良いので効率よく光の方向を変更させることが出来ます。

さらに軽量で雨にも強く紫外線によるメッシュパネルの劣化を防ぐ効果もあります。

アルミホイルは自由度が高いので貼り付けるのも非常に簡単です。

反射板を固定するプレートを作るのに必要な道具

私は以下のものを用意し固定プレートを作成しました。

  • アングル6個(300mm),ベランダに固定する用ボルト4本(6mm×70mm),アングル同士の接続用ボルト6本(6mm×12mm),ナット10個(6mm),ワッシャー20個(6mm)
  • L字プレート2個
  • タイラップ(家にあったもの)

合計2000円ぐらいでホームセンターで購入しました。

固定プレートの作り方

  1. アングルとアングルを繋ぎ合わせボルトで仮締めをします。
  2. L字プレートを差し込みボルトで固定します。
  3. ベランダへ行き、アングルとアングルを柵に挟み込むように固定します。
    (ボルトの位置は出来る限り柵に密着する位置で固定します。)
  4. 作成した反射板のサイズに合わせて固定する位置を決めます。
  5. 反射板と固定プレートをタイラップで固定します。
    (この時太陽の位置をしっかり確認し調整して下さい。強度が心配なら2重にするか、チェーンなどで固定します。)
  6. 完成しました。アングルには穴が一定の間隔で空いてますので、角度を変える事もできます。

まとめ

反射板は簡単に安く作れますが、大事なのは固定プレートの方です。

少しお金はかかりますが、安全には変えられません。

私は最初ビニール紐で固定していましたが、どんなに強く固定しても、風で方向が変わったりして安定しませんでした。

時間が立てば劣化し壊れて飛んだら周りの人に迷惑がかかります。

ちょっとお金と労力が入りますが、安全が一番大切ですので、しっかり反射板を固定出来るようにしましょう。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

追記:2018年に発生した台風21号,24号でも反射板が吹き飛ぶという事はありませんでした。しかし、アルミホイルの部分は剥がれてしまったので、台風の時は室内に入れておいたほうが良さそうです。

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