野菜別の光飽和点と光補償点のまとめ

野菜が成長する為に必要な照度のまとめ

いつも太陽が当たるところで野菜を育てられる人は羨ましいです。

私はベランダしかない所に住んでおり、しかもあまり日当たりも良くありません。

それでも野菜を育てたいという事で、野菜が成長するのに必要な照度がどれくらいなのか調べる事にしました。

野菜には光(照度)がとても重要です。

調べてみると光飽和点、光補償点という言葉が出てきます。

説明するとちょっと難しくなってきますので野菜の気持ちになって言うと、

光飽和点はこれ以上光はいらないよっていう点。

光補償点はこれ以下の光だと育たないよっていう点。

そんなイメージで良いと思います。

そこで個人的に調べた結果がこちらになります。

野菜によって光飽和点と光補償点が違いますので参考にして下さい。

農作物の50音順

農作物光飽和点LUX)光補償点(LUX)
アザレア5000100
アスパラ50000〜40000
イチゴ25000〜200002000〜1000
イチジク400001000
イネ50000〜400001000〜500
インゲン250003000〜1500
エダマメ25000
エンドウ400002000
オウトウ60000〜40000400
オクラ50000
カブ55000
カボチャ450001500
キノコ15000300
キャベツ400002000
キュウリ55000〜50000
コマツナ85000〜70000
ササゲ60000〜500004000〜3000
サツマイモ30000
サトイモ80000
サトウキビ90000〜80000
シクラメン15000300
ショウガ200001500
シンビジウム10000300
スイカ800004000
セロリ450002000〜1500
セントポーリア5000〜1000500
ソラマメ40000〜300003000〜2000
チンゲンサイ85000
トウガラシ300001500
トウモロコシ90000〜80000
トマト70000〜400003000
ナシ(幸水)40000300
ナス400003000〜2000
ニンジン40000
ネギ25000
ハクサイ400002000
ピーナッツ(落花生)40000
ピーマン35000〜200001500
フキ200002000
ブドウ(デラウェア)48000300
ブドウ(巨峰)40000400
プリムラ・オブコニカ10000400
プリムラ・マラコイデス10000400
ホウレンソウ250002000〜1000
ミツバ200001000
ミョウガ20000〜100002000〜1000
メロン550004000〜3000
モモ(白鳳)400002600〜200
レタス40000〜300002000〜1500

光飽和点の高い順

農作物光飽和点LUX)光補償点(LUX)
サトウキビ90000〜80000
トウモロコシ90000〜80000
コマツナ85000〜70000
チンゲンサイ85000
サトイモ80000
スイカ800004000
トマト70000〜400003000
ササゲ60000〜500004000〜3000
オウトウ60000〜40000400
キュウリ55000〜50000
カブ55000
メロン550004000〜3000
アスパラ50000〜40000
イネ50000〜400001000〜500
オクラ50000
ブドウ(デラウェア)48000300
カボチャ450001500
セロリ450002000〜1500
イチジク400001000
エンドウ400002000
キャベツ400002000
ナシ(幸水)40000300
ナス400003000〜2000
ニンジン40000
ハクサイ400002000
ピーナッツ(落花生)40000
ブドウ(巨峰)40000400
モモ(白鳳)400002600〜200
レタス40000〜300002000〜1500
ソラマメ40000〜300003000〜2000
ピーマン35000〜200001500
サツマイモ30000
トウガラシ300001500
イチゴ25000〜200002000〜1000
インゲン250003000〜1500
エダマメ25000
ネギ25000
ホウレンソウ250002000〜1000
フキ200002000
ミツバ200001000
ショウガ200001500
ミョウガ20000〜100002000〜1000
キノコ15000300
シクラメン15000300
シンビジウム10000300
プリムラ・オブコニカ10000400
プリムラ・マラコイデス10000400
セントポーリア5000〜1000500
アザレア5000100

もし窓辺などで育てている野菜の照度がどうしても足りない場合は反射板を作る事をオススメします。
反射板の効果が知りたい人はこちらからどうぞ。

最後に

もし、あの野菜載ってないけど調べて欲しいという依頼やここ間違ってない?という事があれば調べますので気軽に連絡してきて下さい。

内容は変化する可能性がありますが、出来る限り最新情報をお届けしたいと思いますので今後とも宜しくお願いします。

みなさんの野菜づくりの助けになれば幸いです。

追記

2018/10/17
参考文献:最新農業技術vo1 P362より下記の項目を追加しました。
光飽和点:ササゲ、ソラマメ、レタス、ショウガ、ミョウガ
光補償点:メロン、ナス、トウガラシ、インゲン、エンドウ、イチゴ、ホウレンソウ、セロリ、ササゲ、ソラマメ、ショウガ、フキ、ミョウガ

2018/11/21
「落花生の単葉の光合成特性について」より:九州大学:村木清、島野至
(農業技術体系第6巻は上記の資料より引用有り)
下記の項目を追記しました。
光飽和点:ピーナッツ(落花生)
連絡を下さった方に心よりお礼申し上げます。

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